古楽ハープレッスン(講師:曽根田駿)※現在ゴシックハープのみ対面レッスンを行っています。


〇古楽ハープ

ハープは紀元前4000年には既に記録が確認することができる、とても歴史のある楽器です。

現在でも多くの世界中で様々な形の『ハープ』が演奏されていますが、レッスンでは中世からバロックまでの音楽を演奏できるよう、2種類のハープを扱います。

 

・レッスンでの楽器について

初めての方で楽器をお持ちでない場合は、講師宅でのレッスン前後に個人練習していただける時間を設けます。その後、練習用の楽器のレンタルまたは購入についてはご相談に応じます。

 

既にご自身で何らかのハープをお持ちの場合はそれを使っていただくことも可能です。備考欄に楽器の種類を明記ください。

 

 

ゴシック・ハープ

 

1種類目はこちらの1列の弦が張られた小型のハープです。

『ゴシック・ハープ』、と呼ばれることの多い楽器ですが、この楽器のモデルになった楽器、それに近い様式の楽器は15世紀、16世紀の物が多く、時代区分としては中世末期からルネサンスにかけて主に使われていたのではないかと推測されます。

 

 

 

 

また、17世紀の学者マラン・メルセンヌや音楽家のミヒャエル・プレトリウスもこの形の楽器について記述を残していることから、バロック時代の初頭まで使われていた可能性が高く、幅広いレパートリーを持っている楽器です。

 

最も大きな特徴は、弦を止めてあるL字型の小さな木片です。ブレイ・ピン(ブレイBrayはロバなどの鳴き声、いななきを表す英語)と呼ばれ、意図的にビリついた音を出す造りになっています。

 

 

ピアノの白鍵に当たる音しか弦が張られていないため、♯や♭を演奏したいときには指で直接弦を抑えて弦の長さを短くすることにより演奏します。

 

マラン・メルセンヌ:『宇宙の調和Harmonie universelle』(1636年)の図


ゴシック・ハープとリコーダーのアンサンブルによる

ギョーム・ド・マショー:バラード「あらゆる花のなかで」&ファエンツァ写本:「あらゆる花のなかで」によるディミニューション

 

レッスン内容:

ソロ:14世紀以降の単旋律の作品を学びながら、まずは綺麗な1音を出すための技術を学びます。

慣れてきたらファエンツァ写本などの素早い指の動きが必要な作品や、2声以上の複旋律の作品にも取り組み、さらに高い技術の習得を目指します。

 

アンサンブル:小さなアンサンブルにも取り組むことも出来ます。2声以上を弾けるようにするとさらにレパートリーを広げていくことが出来ます。

 

*希望者への記譜法、理論のレッスン

 

ご希望に応じて、取り組む作品の時代に合わせた記譜法や対位法のレッスンも可能です。音楽の分析が出来るようになることで、より自然に、より体を楽にして演奏できるようになります。

理論のレッスンはこちら


 

イタリアン・バロックハープ

 

 

時代が進むと♯や♭の数が増えてくるため、ハープにも何らかの工夫が必要になりました。16世紀中頃から17世紀にかけて、イタリアでは楽器を大型化して、弦を3列張ることにより、設計上は全ての調を演奏可能にした楽器が作られます。当時はこのような大型化したハープを指して、『アルパ・ドッピアArpa doppia』と呼称されることが多かったようです。

 

 

 

両端の2つの列はピアノの白鍵に当たる全音階を受け持ち、真ん中にある一列はピアノの黒鍵にあたる半音を担当する列です。

 

 

 

 

 

 

 

レパートリーとしては、ナポリのアスカニオ・マヨーネ、ジョバンニ・マリア・トラバーチ、ジョヴァンニ・デ・マック等が、このタイプのハープのための技巧を惜しみなく使った難しいソロ曲を残している他、クラウディオ・モンテヴェルディの『オルフェオ』の中にあるリトルネッロや、シエナのアゴスティーノ・アガッツァーリの教則本からは通奏低音にも多く用いられていたことが推測されます。

 

現在では他のタイプのハープと区別するために「イタリアン・バロックハープ」と呼ぶことが多いですが、3列の弦が張られた楽器はフランス、ドイツ、イギリス、スペインでも演奏されていた記録があり、イタリア以外の音楽も演奏することが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラウディオ・モンテヴェルディ:『オルフェオL'Orfeo』(1609年)より

 

 

レッスン内容:

ソロ:簡単な作品から始めて、まずは美しい1音を出すために楽器に慣れていきます。鍵盤楽器のための曲やリュート属のための作品にも取り組むことで、後期ルネサンスからバロック時代の音楽にも親しみを深め、少しずつ難しい曲に取り組みます。

 

 

 

アンサンブル:バロック・ハープの魅力は何といっても通奏低音を用いたアンサンブルです。数字の読み方からゆっくり勉強して、慣れてきたら他の楽器や歌とのアンサンブルにも挑戦します。

バロック・ハープによる

ジョヴァンニ・デ・マック:ストラヴァガンツェ第2番


レッスン料金:

〇対面レッスン(千葉県松戸周辺の講師自宅、または東京周辺のスタジオ)

・1時間 6000円(30分毎に延長可能/30分につき3000円)

※初回のみ30分 無料の体験レッスン

※出張レッスン、外部スタジオを利用する場合は交通費、スタジオ利用料のご負担をお願い申し上げます。

 

〇オンラインレッスン(Zoomを使用)

・30分 2000円(30分単位で追加可能。最長2時間まで) 

※初回のみ30分 無料の体験レッスン

 

 お子様、大学生までの学生の方はいずれのレッスンも半額になります。

対面レッスン 1時間3000円

オンラインレッスン 30分1000円

 

レッスン可能時間:

午前9時から21時まで

 

お申込み:

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以下のメール、またはこのホームページの「お問い合わせ」からもお申込み頂けます。

ensemble.5te.s@gmail.com